会費と度数の美学

なぜ、あえて言葉にコストをかけるのか

199X年の記憶と、202X年の大人たちへ

1990年代、私たちが夢中になった「あのデバイス」の基本料金は月額約4,980円。
駅前の公衆電話で使うテレホンカードは、100度数で1,000円でした。

当時、10代・20代だった私たちにとって、それは決して安くはない「青春の投資」でした。10円玉や度数が減っていくのを感じながら、どうすれば一番綺麗な言葉を届けられるか、何度もテンキーを打ち直したものです。

当社交場では 月会費(9,800円)の中に、毎月1枚のデジタル・テレホンカード(100度数分)が含まれております。お納めいただいた会費は、静かな空間の維持運営と、収益の一部を通じて、子ども食堂および地域福祉へと巡っていきます。


毎月付与される、1枚の「デジタル・テレホンカード」

ご入会いただくと、月会費(9,800円)の中に**毎月1枚のプレミアム・テレホンカード(100度数分)**が自動的にセットされます。

・1通のメッセージ送信 = 1度数消費
・毎月100通までの静かな対話
・度数を使い切った場合は、追加カード(100度数 / 2,000円)を購入可能


1通20円という「言葉の責任」

無制限かつ無料で、いくらでも言葉を撒き散らせる現代だからこそ、あえて1通あたり20円相当のコストがかかる仕組みにしています。

送信ボタンを押す前に、ほんの数秒立ち止まる。
「この言葉は、相手の時間を奪う価値があるだろうか」と推敲する。

そのわずかな緊張感と余白こそが、当社交場の静寂と品格を守る防波堤となります。
大人になった今だからこそ味わえる「贅沢な不便さ」を、どうぞご堪能ください。

今夜も、あなたからの通信をお待ちしております。

―― CLUB 010 支配人KG